木曾御嶽周辺 濁河山(1633.6m) 2015年4月12日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 10:14 車道−−11:02 濁河山 11:06−−11:23 車道

場所岐阜県下呂市(旧小坂町)/岐阜県高山市(旧朝日村)
年月日2015年4月12日 日帰り
天候
山行種類残雪
交通手段マイカー
駐車場トイレ+駐車場あり
登山道の有無無し
籔の有無無雪期は笹籔。ただし山頂北東直下に送電鉄塔があるので巡視路を使えば籔漕ぎを大幅カット可能
危険個所の有無無し
山頂の展望山頂東肩が展望良好
GPSトラックログ
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コメント山頂から東に落ちる谷を登る。トイレ+駐車場の目の前に送電線巡視路入口があるが残雪に埋もれてルート不明だったが、おそらく山頂直下の送電鉄塔まで続いているはず。谷は雪に笹が埋もれて快適。山頂東肩は樹林が開けて展望良好。山頂付近は唐松植林




公衆トイレと駐車場のあるカーブから登る 駐車場から見た濁河山方面
道路の反対側に送電線巡視路入口あり 巡視路は刈り払われている
谷沿いで巡視路が雪に埋もれルート不明に 沢を渡って対岸に取り付く
東向きの斜面はまだ雪が残る 谷を詰める
尾根に出ると樹林が開ける 振り向けば御嶽山
先ほど登った法仙峰 目印ありだが山頂付近は多数あった。造林用?
1610m肩 1610m肩から見た乗鞍岳
1610m肩から見た北アルプス 1610m肩から見た鎌ヶ峰
1610m肩から見た木曾御嶽 緩やかに立ち上る噴煙(湯気)
濁河山山頂部はなだらかで東西に広い 濁河山山頂
雪が薄く時々腿まで踏み抜く 車道が見えてきた
沢の右岸から車道に下る 車道到着


 この山は岳見峠の南西にある。峠から尾根続きなので峠から往復するのもいいが、これまた余分なピークがあったり無駄に距離が長かったりするので県道から往復するのが得策だろう。今のように残雪が少ない時期ならば東の谷を登るのがベストと考えた。最短ルートの南斜面は全く雪が無く終始藪漕ぎが決定だが、東の谷なら東向き+谷の2重の条件で残雪が期待できる。現に法仙峰から見たときにその谷はまだ雪が続いていることを確認している。

 ただ、地形図によると山頂北側直下に送電線が通っているのでその巡視路があるはずで、無雪期でも藪漕ぎの大半をカットできるはずだ。ただしどこに入口があるのかは不明。でも送電鉄塔がありそうな位置を考慮するとこの谷のカーブは結構怪しいと思う。

 小坂方面に逆戻りし、大きな沢を横断するカーブが目的の谷の入口。ちょうど公衆トイレに駐車場あり。そして予想通り送電線巡視路入口標識があった。巡視路は沢の左岸に沿って登っていくようだが途中で残雪でルートが分からなくなり、当初計画どおり東向きの谷にルートを移す。沢の水量は少ないので簡単に対岸に渡れた。

 広い谷は一面の唐松植林帯。残雪は残り少なく50cm程度であろうか。来週には部分的に笹が顔を覗かせそうだ。まだ大半が雪に埋もれているが、谷の中央部は小さな沢が流れているようで雪の下から水音が聞こえる。踏み抜かないように雪が厚そうな場所で右岸側に渡った。沢を踏み抜くことは無かったが、何も無い雪原で股まで踏み抜くことが何度かあった。どれも例外無く下には倒木が転がっていて雪が薄くなっていた。下山時にこの穴にはまって前のめりにこけてしまった。

 標高1580mで谷が終わって尾根に乗ると植林帯が終わって木が疎らな自然林に変わり、雪が消えたところが増えて笹が目立つようになった。雪田をつなげて笹を避けつつ登ると1610m肩で東の展望が大きく開ける。北側には送電鉄塔が近い。その右手奥には尖った特徴的な形の北ア笠ヶ岳。乗鞍岳もよく見えているが、もう真っ白ではなくなっている。

 この先はだだっ広く平坦な山頂部で登っているのか分からない程度の傾斜。尾根直上と北側は唐松植林。地形図だとこの平坦な山頂部の西端が山頂のはずなので下りが現れるまで進んでいく。山頂部は林業用の目印だろうか、ピンクリボンがあちこちに下がっていた。

 最高点と思われる地点は特に周囲より高いわけではなく平坦な場所の一角。白い荷造り紐の目印があるが山頂標識は無かった。木の根元を見た限りでは積雪は数10cm程度で、もしかしたら来週末にはかなり藪が出てしまうかも。過去の経験上、このような平坦地の方が傾斜のある尾根よりも笹が濃いことが多い。山頂周囲は背の高い樹林で展望は良くなかった。

 帰りは往路を戻った。開田高原へ向けて車を走らせると山菜取りの車があちこちに見られた。

 

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